ドイツに来てすぐ、留学生のコたちに「ドイツから日本に持ち帰りたいものは?」と聞かれて迷わず「
森と改札がないこと!」と答えました。
そうなんです、ドイツの公共機関には改札システムが無いんです。これはかなり快適です。
乗り降りの際切符を見せなくて(機械を通さなくて)済むなんて。
見送りの人もお金をまったく支払わずにホームまで一緒に行けるんですから気軽です。
切符は事前に券売機で購入することもできるし、電車の中にも券売機は設置されています。
バスも券売機があって運転手は運転するのみでお金は一切徴収しません。
改札がないということは検札が頻繁に回ってくるかと思いきや、それが来ないのです。
だったら
「ずるしちゃえー!」とつい考えがちだけど(少なくともわたしは)、ごくたま~に検察の人が乗ってくるんです。ドイツに住んで2週間ぐらい経ったある朝バスに乗っていました。
途中から乗車したおじさんが何やら乗客一人一人声かけてます。
「このひとが検札のひとなんだー」とわけがわからなかったけどとりあえず切符見せました。
制服を着てるわけでもなく普通のおじさんでした。ただちょっと目つきが恐かったような・・・。
この話をドイツに半年以上住んでいる人に話したら「すごいねー、来て早々検札に会うなんて。
早いね」って言われました。ちなみにだんなは1度も遭遇してません。
その後5月、7月と計3回検札に遭遇。
すべてバスで、地下鉄や路面電車では一度も会ったことがありません。
私は相当ヒット率高いみたいです。ちなみに通学の関係でバスにはけっこう頻繁に乗っています。
みなさん、検札に会ったことありますか?
こんなに検札がないんだったら「切符買わないで乗ってる人が絶対いるハズ!」と思ったけどまだ
検札係に怒られている人を見たことありません。
万が一無賃乗車が発覚した場合は相当の罰金が科されます。
もちろん乗線のアナウンスもナイ。電光掲示のみ
実は何度か無賃乗車したことあります。(!)
乗ったバスの券売機が壊れていてコインが機会に投入できなかったんです。
そしたら後ろに並んでいた人が運転手に何か言いに行って・・・とりあえず座れというジェスチャー。
「お金は?」そうです、運転手は運転だけする人なのでお金は一切関係ないのです。
(どうでもいい?)
なんと次の日乗ったバスの券売機も壊れていて以下同様。。。
だったら、、、ということである時バスに乗る時小銭が無いのに気付いた私はとりあえず乗って
から運転手に「お札しかないんですけど~」と言いました。(券売機は紙幣不可)
運転手は両手のひらを上に挙げる外人特有の“知らないね!”ポーズをしてから「お金は持って
ないから」と淡々と言い放ってドアを閉めて発車してしまいました。
お金ないなら降りろって感じではなく「そんなこと言われたって知らねーよ。乗りたきゃ乗れよ。
後は知らないね」って感じです。(^_^;)後1回運試しでタダノリやってまいました・・・ス、スイマセン。