8月にパリ市内を案内してくれたCさん(たぶん30代半ば)がウチに遊びに来た時こんなことを
言ってました。
「
若いコは留学でも何でもとにかく一度は海外に出た方がいい。
海外のニュース番組では日本のことを取り上げることも少ないし、世界の中で日本というのは
いかに小さい存在なのか肌で感じた方がいい」。(先生という職業柄ちょっとかたい?)
う~ん、これは一般論かもしれないけどドイツ入りしてから私の中ではどちらかというとこの意見と
反対のことに出くわすことが多くて驚いてます。
今まで一番驚いたのは紀子さまが出産する直前にドイツの代表的なテレビ局がゴールデンタイム
に1時間の皇室特番を放送したということ。(その時は帰国していて残念ながら見れなかったけど)
そして先週日曜日にはやはりゴールデンの1時間もので日本を取り上げてました。
内容は“
Ninja(忍者)”に関して(!)。
番組表には
「今日でも日本では忍者は魔術的な力を持った戦士として認められている-これは
真実かそれとも神話か」とありました。残念ながらこれも用事があって見れなかった~。
これ以外にもたびたびニュースの中での日本のミニ特集(温泉やスポーツチャンバラや老人ホーム
etc・・・)やドキュメンタリーを見る機会は多いです。
マイナー局だけど日本で作ったドキュメンタリー番組そのままお昼時に流してたりしてました。
「シルバー世代の働き方」みたいな番組でした。(たぶんテレ東制作)ニュースも最近は北朝鮮の
ことがあるから普段よりは日本の首相の名前を聞く機会があるような。
CNNでもトップ項目だったし。
ドイツのテレビ局は夜になると映画ばかり流してますが深夜になるとちょっとマイナー路線の映画の
時間になります。その時間帯には・・・日本映画もやってくれます!
“たけし”ものとかの海外受けするもの。ついこの間は「誰も知らない」をやってました。
藤原紀香が出た香港映画なんかもやってました。
吹き替えの声が妙に低い声でまったく違ってちょっと違和感。
(ドイツではほとんど映画は字幕スーパーではなくドイツ語吹き替え)
そういえばたけしといえばお笑い番組の定番で「風雲たけし城」のワンシーンががよく使われて
ます。あのテのがドイツ人にはウケるんだろうか?